2024-07-21
土地を売りたいものの、何を準備すれば良いのか、また売却を成功させるためにはどうしたら良いのか悩んでいる方もおられるでしょう。
土地の売却などは、一生のうちに一度あるかないかであるため、まずは売却するための準備や注意点などを把握しておくことが大切です。
そこで、土地の売却を成功させるために必要な準備について、また高く売るコツや注意点を解説します。
大阪市で土地の売却をご検討中の方は、ぜひ参考になさってください。
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土地の売却を成功させるためには、まずは土地を売る準備ができているかを確認しておく必要があります。
ここでは、土地売却する際に事前に必要な準備を解説します。
土地を売却する際に注意しなければならない点は、土地の所有者が売主の名義となっているかどうかです。
とくに相続などで土地を引き継いだ場合、名義変更がされていない可能性もあります。
土地の所有者が誰になっているかは、法務局にある登記簿謄本(登記事項証明書)で確認することができます。
登記簿謄本には、土地の所有者や面積・地番・地目などが記されているため、まずは所有者が売主になっているか確認しましょう。
土地の所有者と売主が異なる物件を購入する買主はいないため、売却することはできません。
そのため、登記簿上の所有者と売主が異なる場合は、必ず売主に名義変更する必要があります。
名義変更は、一般的には専門家である司法書士に依頼し手続きをしてもらいます。
土地を売却するにあたって、必ず必要となる書類が以下のように3つあるため、持っているかどうかを確認しましょう。
権利証や登記識別情報通知は所有者本人しか持っていない書類で、不動産を取得し登記申請時に法務局から交付されている書類のことです。
なお、現在は権利証(登記済証)は廃止され、登記識別情報通知に統一されています。
実測図や地積測量図は、測量結果に基づいて作成された土地の面積や高低に関して記載された図面のことです。
また、そのほかにも土地を購入した際の売買契約書も必要となるため確認しておくと万全です。
土地を売却する際は、土地がどのくらいの価値があるのか把握しておく必要があります。
そのため、不動産会社へ査定依頼をしましょう。
査定依頼したうえで売却を進めるのであれば、仲介を依頼する不動産会社と媒介契約を締結して売却に向けた準備をスタートさせます。
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土地売却でできるだけ高く売却するためには、コツを知っておくことが大切です。
ここでは、売却を成功させるために、把握しておくべきコツを解説します。
土地売却をするにあたって、仲介を依頼する不動産会社はとても重要です。
不動産会社には、一戸建てを得意としているところもあれば、マンションを重点的に扱うところもあります。
土地を高く売却したい場合は、土地売却が得意な不動産会社を選ぶようにしましょう。
知名度などにこだわらず、土地売却の実績が豊富で、かつ売却する土地の条件に合う会社を選ぶのがポイントです。
土地を高く売却したいのであれば、土地の状態をきれいに保っておくことも大切です。
雑草が生い茂っていたり、不法投棄されていたりする土地は、購入希望者にとって良い印象を与えません。
また、そのままの状態であれば減額交渉される可能性もあるでしょう。
そのため、土地を売り出す際はできるだけ良い印象を与えるように、きれいにしておくことをおすすめします。
土地を高く売却するためには、越境の覚書を締結しておくことも重要です。
越境とは、枝葉、ブロック塀、屋根、給排水管などの一部が、隣地に侵入している状態のことを指します。
通常は、売却前に越境状態を解消しておくことがベストといえるでしょう。
しかし、なかには簡単には越境状態を解消できないケースもあります。
それは、屋根の一部が越境している場合や、地中の給排水管が越境しているような場合です。
このような場合は、越境状態を解消するには、時間と費用がかかってしまいます。
そこで、隣地所有者と越境物について取り決めし書面にしておくのが「越境の覚書」です。
越境の覚書には、越境物の所有権や是正方法などについて取り決め記載しておきます。
越境の覚書を作成しておけば、買主も安心して購入することができるでしょう。
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最後に、土地売却を成功させるために、注意すべき点について解説します。
土地売却する際は、ある程度売却期間に余裕をもってスタートさせるようにしましょう。
売却したい時期が決まっておりスケジュールに余裕がないと、売り焦ってしまい結果的に安く売却してしまうことになるためです。
土地売却には、平均で3~6か月程度かかるとされています。
しかし、立地条件や売り出し方次第ではそれ以上かかる可能性もあるため注意が必要です。
土地を売却する際は、測量を実施し隣地との境界を確定させておくようにしましょう。
とくに前回の登記から数十年以上経過している場合は、現況の面積と異なったり、隣地との境界が曖昧になっている可能性があります。
隣地との境界が曖昧なまま売却すると、引き渡し後にトラブルになるため、売却の際は必ず境界を確定させましょう。
なお、土地売却に伴う測量を実施する場合は、隣地所有者立ち会いのもとおこなわれる境界確定測量をおこないましょう。
土地だけでなく不動産を売却する際は、売却タイミングが非常に重要になってきます。
不動産の需要が高まる時期は、4月に向けた新生活が始まる前の2~3月頃です。
この時期はもっとも不動産市場が活況になるため、この時期に売り出せばスムーズに売却できるかもしれません。
一方で、夏や冬はもっとも需要が少ない閑散期です。
この時期に売り出すと売却に時間がかかる可能性があるため、売却タイミングには注意しましょう。
遠方にある土地を売却する際は、できれば現地の不動産会社に依頼するのが良いでしょう。
現地の不動産会社のほうがその土地を熟知しているためで
また、現地で土地を探している買主に紹介してもらえる可能性もあるでしょう。
遠方の場合でも、郵送にてやり取りがおこなえる「持ち回り契約」にて売買契約することも可能なため、わざわざ何度も足を運ぶ必要もありません。
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土地を売却する際は、事前準備として必ず土地の所有者が誰になっているのか、また必要書類が手元にあるのか確認することが大切です。
また、売却時には測量を実施し、隣地との境界を確定させておくようにしましょう。
高く売却するためにも、土地売却が得意な不動産会社に依頼することもポイントです。
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