2023-11-21
自宅を売り出す際に「ハウスメーカーの建てた家だから早く高く売れるだろう」とお考えになる方は少なくありません。
しかし、家の状態や構造などによっては売却に時間を要することもあるため、査定時にどのような点が重視されるのかを知っておく必要があります。
そこで今回は、ハウスメーカーの建てた家を売却する際に重視されるポイント、売却しやすい理由などを解説します。
大阪市で不動産売却をご検討中の方は、ぜひ最後までご覧ください。
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まずは、ハウスメーカーとはどのような住宅のことを指すのかを解説します。
ハウスメーカーとは、自社工場で規格化した建築部材を生産し、安定した品質の住宅を供給する住宅会社のことです。
ハウスメーカーが建てる家と聞くと、自由設計の注文住宅をイメージする方も多いですが、建売住宅や規格住宅も扱っています。
ただしハウスメーカーに厳密な定義はなく、広い意味では、全国規模で住宅を販売している会社の総称として用いられることが多いです。
またハウスメーカーは「住宅メーカー」と呼ばれることもあります。
先述したように、ハウスメーカーでは建売住宅や規格住宅も扱っています。
ここからは、ハウスメーカーで建てられる家のタイプを解説します。
注文住宅
注文住宅とは、間取りなどを自由に決めて建てる一戸建て住宅のことです。
設計からデザイン、間取り、内装まですべて施主(家を建てる方)の好みを反映できます。
3つのタイプではもっとも自由度が高く、理想どおりのマイホームを手に入れられる点がメリットです。
規格住宅
規格住宅とは、ハウスメーカーが用意した一定の「規格」に従って建てる住宅のことです。
一定の規格とは、プロが設計した間取りやデザイン、住宅設備などです。
メーカーが提示する選択肢の中から希望のデザインを選び、オプションを追加するなどして自分好みにアレンジできます。
品質や形状がある程度決まっているため、工期を短縮して低コストで建築できるなどのメリットがあります。
建売住宅
建売住宅とは、ハウスメーカーが設計して建てた家を土地と一緒に販売する住宅のことです。
3つのなかではもっとも自由度が低いですが、手ごろな価格で購入できるというメリットがあります。
また、すでに建っている建物を見てから購入できるため、すぐに入居できる点も魅力の1つです。
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ハウスメーカーの建てた家は、以下の理由により売却しやすいとされています。
売却しやすい理由の1つに、技術力と住宅性能の高さが挙げられます。
ハウスメーカーの大きな特徴は、構造や工法の計算を精密におこない、住宅性能の優れた家を建てられることです。
また、地域の特性に合わせてカスタマイズすることはあるものの、パーツや部材の生産は工場でおこなわれます。
そのため品質のバラつきがなく、そのエリアでも同じ部材を用いて安定した品質の家を建てられる点が魅力です。
技術力と住宅性の高さをアピールできれば、買主も安心して購入しやすくなるでしょう。
デザイン性に優れている点も、ハウスメーカーが売却しやすいとされる理由の1つです。
多くのハウスメーカーが、デザインはデザイナー、設計は設計士などのように担当部門を細分化しています。
そのためハウスメーカーの建てた家は、ほかの住宅よりもデザイン性に優れており、買主の興味を引きやすい点がメリットです。
ハウスメーカーの家が売却しやすい理由として、アフターメンテナンスや定期点検が充実している点も挙げられます。
そもそも新築住宅には、平成12年に制定された「住宅の品質確保の促進等に関する法律(品確法)」が適用されます。
これは、住宅の重要な部分に不具合が見つかった場合に、引き渡し後10年以内であれば、売主が無償で修繕するという制度です。
10年でも長く感じますが、ハウスメーカーの多くは、品格法で定められた期間を超えた長期保証制度を採用しています。
なかには、初期保証を30年、最長保証を60年と長期に設定しているところもあります。
また保証期間だけでなく、定期点検やメンテナンスなどが充実している点もハウスメーカーの魅力です。
住宅は大きな買い物であり、かつ長期的にしようするものなので、保証やアフターメンテナンスを気にする買主は少なくありません。
保証期間が長くメンテナンスが充実しているハウスメーカーは、買主に安心感与えるため売却しやすい理由の1つとなっています。
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家を売却する際は、まず不動産会社に査定を依頼して、いくらで売り出せるかを確認する必要があります。
査定時にはさまざまな点がチェックされるため、事前に重視されるポイントを確認しておきましょう。
ここからは、ハウメーカーの建てた家を査定する際に、どのようなポイントが重視されるのかを解説します。
ハウスメーカーの建てた家に限らず、不動産査定では建物の構造や工法が必ずチェックされます。
同じ時期に新築した家であっても、建物の構造によって耐用年数が異なり、査定額に影響するためです。
構造別の耐用年数は、以下のとおりです。
耐用年数はあくまでも「税法上で定められている考え方」であり、年数を過ぎたからといって住めなくなるわけではありません。
しかし、耐用年数が長くて強固に造られている建物ほど資産価値が下がりにくいため、査定のポイントに含まれます。
建物のメンテナンス状況も、査定時に重視される要素です。
同じ時期に購入した建物でも、定期的にメンテナンスされた家とそうでない家は劣化具合が異なり、売却価格にも差が出ます。
破損したり不具合が生じたりした際に直ちに修繕するのはもちろん、定期的に設備や建物自体を点検することが大切です。
定期的なメンテナンスを実施していれば、資産価値の低下を防げるため、将来売り出す際にも有利になるでしょう。
査定時に重視されるポイントの1つに、リフォームの有無も挙げられます。
リフォーム済みできれいな物件とそうでない物件があれば、前者のほうが買主の印象は良くなります。
印象が良ければ成約に繋がる可能性が高まるため、リフォームの有無は査定時に重視されるポイントです。
ただし、リフォームにかけた費用は売却価格への上乗せが難しいため、売却目的でリフォームをするのはおすすめしません。
家の状態が悪くどうしてもリフォームしてから売り出したいという場合は、ますは私たち不動産会社にご相談ください。
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ハウスメーカーの建てた家は、技術力が高くデザイン性に優れており、ほかの住宅よりも売却しやすい傾向にあります。
またアフターメンテナンスや定期点検が充実しているため、買主が安心して購入に踏み切れる点も大きなメリットです。
査定時に重視されるポイントをしっかり押さえたうえで、より高値でスムーズな売却を目指しましょう。
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