空き家の放置はネズミの大量発生に繋がる!対策方法や駆除方法を解説

空き家の放置はネズミの大量発生に繋がる!対策方法や駆除方法を解説

この記事のハイライト
●空き家にネズミが発生すると漏電による火災や建物の損傷、健康被害に繋がる
●ネズミの侵入を防ぐには排水溝やエアコンの隙間など考えられる隙間を防ぐことが大切
●殺鼠剤やトラップを利用してご自身でネズミを駆除する方法と業者に依頼する方法がある

空き家を放置するとさまざまなリスクが生じますが、そのなかの1つにネズミ被害があります。
ネズミが空き家に棲みつくと、柱や壁の損傷、漏電による火災、衛生面の悪化などの被害が想定されます。
場合によっては近隣住民に大きな被害を及ぼす可能性もあるため、定期的な管理が欠かせません。
この記事では空き家で起こり得るネズミ被害について、対策方法や駆除方法などを解説します。
大阪市で空き家を所有している方は、ぜひ参考になさってください。

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空き家所有者は要注意!よくあるネズミ被害とは

空き家所有者は要注意!よくあるネズミ被害とは

ネズミが家に住み着くと、建物に深刻なダメージを与える可能性があります。
とくに、人が住んでいない空き家はネズミの存在に気づきにくく、被害が大きくなりがちです。
はじめに、空き家にネズミが発生する理由とネズミ被害の具体例について解説します。

空き家にネズミが発生する理由

空き家にネズミが住み着くのは、餌を確保するためと外敵や寒さから身を守るためです。
ネズミは警戒心が強く、人の気配がない場所を好むため、空き家は絶好の棲家になります。
とくに注意が必要なのが、空き家に不用品などを置き、物置として利用しているケースです。
物をたくさん置くと物陰が増えて湿気が溜まるため、ネズミの大量繁殖に繋がります。
ネズミの発生を防ぐためにも、空き家に不要なものを溜め込まないようにしましょう。

ネズミ被害の具体例

空き家にネズミが発生すると、建物の劣化だけでなく、さまざまなリスクが生じます。
どのようなリスクが生じるのか、具体的な被害の例をご紹介します。
柱や壁などが損傷する
ネズミというと、長い前歯でものをかじるイメージがありませんか。
ネズミの歯は一生伸び続け、そのままにしておくと口を開け閉めすることができなくなります。
そんな事態にならないよう、ネズミは定期的に何かをかじって歯を削らなければなりません。
したがって空き家の柱や壁、梁、家具、配線など、固いものをどこでもかじってしまうのです。
ネズミに同じ箇所をかじり続けられることで、柱が分断してしまったという事例もあります。
漏電や火災の原因になる
ネズミは木材だけではなく、電気ケーブルや配線をかじることもあります。
電気配線や配電盤をかじられると、ケーブルがむき出しになって漏電し、火災を引き起こす恐れがあります。
とくに空き家は換気不足で埃が溜まっていることも多く、火災が発生すると被害が大きくなりやすい点に注意が必要です。
病原菌をまき散らす
ネズミは普段下水道などに生息しており、非常に多くの病原菌を保有しています。
代表的なのはサルモネラ菌やパラチフス菌で、感染すると嘔吐や下痢を引き起こします。
空き家の管理の訪れた際に、これらの菌を吸い込んでしまったり、衣類に付着してしまったりするかもしれません。
また、ネズミに噛まれてしまった場合にはハンタウイルス感染症を発症し、最悪の場合は死に至るケースもあります。

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空き家のネズミ被害を防ぐには?対策方法について

空き家のネズミ被害を防ぐには?対策方法について

空き家のネズミ被害を防ぐためには、ネズミが寄り付かないよう対策することが重要です。
大きな被害を引き起こすことのないよう、ネズミの侵入を防ぐ方法について確認しておきましょう。

排水溝などの侵入口をふさぐ

家に隙間があるとネズミが侵入してくるため、侵入経路を防ぐことが根本的な解決方法となります。
窓や玄関ドアを開けっ放しにしないことはもちろん、侵入経路になり得る排水口や換気扇、エアコンのホースの導入部分など、考えられる隙間はすべて塞ぎましょう。
小さな隙間は専用のパテで埋めることができますが、侵入口が大きい場合はパテで埋めるのが難しいので、金網や防鼠ブラシを活用するのがおすすめです。

不要なものを溜め込まない

先述したように、空き家に物がたくさんあるとネズミが巣を作りやすくなってしまいます。
誰も住んでいないと物置として活用する方も多いですが、できる限り不要な物は溜め込まないようにしましょう。
また、定期的に掃除や換気をおこない、湿気や埃を溜めないことも大切です。

忌避剤を活用する

ネズミが空き家に近づかないよう、忌避剤(きひざい)を撒くのも効果的です。
玄関先や空き家の周囲に忌避剤を散布しておくと、ネズミだけでなく猫なども寄り付きにくくなるでしょう。
ただし、忌避剤は一度撒けば良いというわけではなく、日が経つごとに効果が薄くなっていくため散布し直す必要があります。
また、毎回同じ忌避剤を利用するとネズミに耐性ができるので、忌避剤の種類を変えるなどの工夫も必要です。

空き家の管理を依頼する

空き家にネズミが住み着くのを防ぐには、定期的に管理をすることが大切です。
ご自身で管理するのが難しいのであれば、ぜひ不動産会社に空き家の管理をご依頼ください。
委託料が発生しますが、管理にかかる手間や時間、移動の負担を軽減できるという大きなメリットがあります。
空き家の適切な管理は、資産価値の維持にも繋がり、手放す際に有利な条件で売却できる可能性が高まります。
遠方に住んでいたり本業が忙しかったりして、定期的に現地を訪問するのが難しい場合は、管理の委託を検討しましょう。

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空き家でネズミが発生!適切な駆除方法とは

空き家でネズミが発生!適切な駆除方法とは

すでに空き家にネズミが発生している場合は、早急にネズミを駆除しなくてはなりません。
ネズミはご自身で駆除することも可能ですが、場合によっては専門の業者に依頼したほうが良いケースもあります。

ご自身で駆除する

ご自身でネズミを駆除する場合、主に殺鼠剤(さっそざい)を利用する方法とトラップを仕掛ける方法があります。
殺鼠剤とは、ネズミを駆除するために使用される薬剤で、ネズミが好む食べ物に混ぜて与えることで、効率的に駆除することが可能です。
速効性のある物と何度か食べることで効果のあらわれる物があり、後者はネズミの死骸を出来るだけ遠ざける目的があります。
ドラッグストアやホームセンター、ネット通販などで入手できるので、どのようなタイプがあるのか確認してみると良いでしょう。
トラップを利用する場合は、粘着シートや捕獲器などを用いてネズミを捕まえ、駆除することになります。
いずれも置くだけで良いという手軽さが魅力ですが、場合によっては生きたままのネズミをご自身で処理しなければなりません。
ネズミの駆除には、ケガや感染症といったリスクもつきまとうため、それらを十分に理解した上で駆除作業に入りましょう。

業者に駆除を依頼する

ネズミが大量に住み着いている場合やアレルギーを持っている場合などは、ご自身で駆除せずに業者に依頼することをおすすめします。
業者に依頼した場合、はじめに現地調査をおこない、駆除作業に入るのが一般的です。
費用は家の構造や大きさ、被害状況などによって異なりますが、目安は約10万円から30万円ほどです。
プロに任せればケガや感染症などのリスクを避けることができ、対策もおこなってくれるため安心でしょう。

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まとめ

空き家にネズミが棲み着くと、建物の損傷や漏電による火災、衛生面の悪化など、さまざまな被害が生じます。
ネズミの発生を防ぐには、定期的な掃除と換気、また室内に不要なものを溜め込まないことが大切です。
すでにネズミが発生している場合は、ご自身で駆除するか、専門の業者に駆除を依頼しましょう。
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